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医学連40周年記念集会が開催されました!

全日本医学生自治会連合(以下、医学連)は、2024年に結成40年を迎えることとなり、この節目を記念して10月13日に40周年記念集会を開催しました。

集会には、これまでの医学連役員や自治会役員、医ゼミ経験者など40年以上にわたる医学生運動の関係者が全国から集まり、卒業生医師44名、学生13名の合計57名の参加でした。また、参加できなかった6名の方からもメッセージを寄せていただきました。

当日の会場は最後まで大変盛り上がり、大成功となりました。

 

企画内容

 医学連は1984年に医学生の全国統一組織として結成(再建)され、現在に至るまで医学生の要求実現のために様々な分野で運動を広げてきました。研修制度や医学教育、大学生活環境、平和や命を守る行動、医学生ゼミナールの開催など、数多くの取り組みと実績を残して引き継がれてきています。

 医学連の活動を支えた医学生は、卒業後も医師として地域の医療を支え、活躍されています。40年の歴史の中でどのような課題に立ち向かい、成果を上げてきたのか、どのような想いで活動がつながってきたのかを語り引き継いでいくこと、卒業生と学生の交流を深めてつながり続けることを目的としてこの記念集会が企画されました。

 集会当日は、立食形式の自由交流、各世代からの挨拶、班ごとに分かれて医学連クイズを行う企画などを行いました。

挨拶では、各世代からそれぞれの経験が語られました。医学連を再建しようという取り組み、医療労働環境の改善を求める運動の経験、医学生時代に学んだ大切なこと、その力が今生きていること、医学生運動への期待、現役学生からの報告などがありました。どの発言者も熱がこもったスピーチとなり、参加者からの温かい拍手が送られました。

 クイズ企画では、各時代に話題となった内容を中心に出題され、学生も卒業生も交ざった班ごとに回答を考えながら交流しました。回答をもとに当時の思い出が語られ、テーブルごとに様々な話題が広がりました。地域ごとに学生や卒業生の間の新たなつながりも生まれました。

 また、会場内には写真スライドショー、当時の資料の閲覧コーナーも設置され、思い出の写真や当時作成に奔走した白書などを見ながら懐かしい日々を語り合う参加者もいました。

 最後に閉会挨拶と写真撮影が行われ、熱気冷めやらぬ中で集会は終了しました。

 一次会企画後も、任意参加の二次会、三次会まで行われ、卒業生同士で懐かしんだり学生と卒業生の交流の輪が広がったりしていました。

集合写真

 

記念誌の販売

 記念集会に合わせて、医学連40年の取り組みをまとめた記念誌を発行・販売しました。記念誌には、世代ごとに当時の活動を語りあった対談企画や、テーマごとに運動した内容を伝えていただいた寄稿、活動の流れをまとめた年表や当時の貴重な資料などがまとめられています。

 今までの医学連や各大学自治会の活動を振り返るとともに、引き継がれてきた理念と学生の思いが込められています。また、過去から学び未来の新しい活動へと繋げていくヒントも隠されているかもしれません。卒業生・これからの活動を担う医学生には、ぜひ記念誌を手に取っていただきたいと思っています。

 なお、これまで発行された医学連新聞(1号〜300号)までを収めた新聞縮刷版も発行される予定となっています。

 記念誌の表紙

 この機会に、関係者の皆様や医学連の活動・医学部自治会の活動に関心がある方にはご購入いただけると幸いです。

申し込みフォーム:https://forms.gle/icLDuwudJJK384po6

販売価格

・賛助購入 1冊5000円(カンパ込み)

・一般購入 1冊3500円

・学生 1冊1000円

 

まとめにかえて

 今回、こうした記念集会は初めての実施となりましたが、同じ医学連という系譜を通して世代を超えた交流が実現され、今後も医療と社会の発展のために協力していこうという意識が広がったと思います。また、企画や記念誌を通して、理念が継承され、つながりの輪が広がり、学生のモチベーション向上の一助にもなれば幸いです。

 企画や編集にあたってご協力いただいた皆さんに心より感謝申し上げます。

医学連40周年記念誌を販売しています!

 全日本医学生自治会連合(以下、医学連)は、2024年に結成40年を迎えました。この節目を記念して医学連40年の取り組みをまとめた記念誌を発行・販売しました。

 記念誌には、世代ごとに当時の活動を語りあった対談企画や、テーマごとに運動した内容を伝えていただいた寄稿、活動の流れをまとめた年表や当時の貴重な資料などがまとめられています。

 今までの医学連や各大学自治会の活動を振り返るとともに、引き継がれてきた理念と学生の思いが込められています。また、過去から学び未来の新しい活動へと繋げていくヒントも隠されているかもしれません。卒業生・これからの活動を担う医学生には、ぜひ記念誌を手に取っていただきたいと思っています。

 この機会に、関係者の皆様や医学連の活動・医学部自治会の活動に関心がある方にはご購入いただけると幸いです。

 

記念誌の表紙

 

販売価格

・賛助購入 1冊5000円(カンパ込み)

・一般購入 1冊3500円

・学生 1冊1000円

 

申し込みフォーム

申し込みは以下のフォームまたはQRコードからお申し込みください。

https://forms.gle/icLDuwudJJK384po6

学費値上げに対する緊急声明を発表しました!

学費値上げに対する緊急声明

 

 全日本医学生自治会連合(以下、医学連)は、全国の医学部自治会の連合体として、全国民の利益に基づき、医学生の利益を守るために活動しています。

 

 学費値上げに関わる問題として、去る9月24日、東京大学は授業料を現行の年額53万5800円から20%値上げし、国の定める上限の64万2960円とすることを正式に決定しました。昨今、国立大の経営環境が厳しさを増す中、影響力の大きい東京大学が値上げに踏み切ることで、他の国立大が追随する可能性も考えられます。

 

 日本国憲法では第26条に「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」と定められており、教育を受ける権利が基本的人権として保障されています。また、教育基本法の第4条には「すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」と定められており、教育の機会均等が保障されています。これらを踏まえると、経済的理由により高等教育を受けることが阻害される学費値上げの動きは、憲法や法律の趣旨に反するものと考えられます。また、日本が批准する国際人権A規約の13条2項c(2012年に留保撤回)に定められた高等教育の漸進的な無償化に逆行する動きであるとも考えられます。

 

 医学連はこれまでも、学費の値上げに反対の立場をとり、省庁に対し高等教育の無償化に向けた要請を行うなどの活動を継続してまいりました。この度の東京大学の授業料値上げの決定を受け、その決定及びすべての大学の授業料値上げの動きに対し、医学連は抗議し、ここに改めて反対の意を表明します。

 

2024年10月31日

全日本医学生自治会連合

第41期中央執行委員会

 

PDFはこちら→学費値上げに対する緊急声明


\申込締切まであと1週間!/

自治会交流集会 in 群馬の申込締切まで【あと1週間】となりました!

全国の仲間と出会い、新たな学びを得て、実りある会になること間違いなし!!

皆さんのご参加お待ちしております🎵

 

【🍁自治会交流集会のお知らせ🍂】こんにちは!
段々と秋らしい日が多くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今年も自治会交流集会の季節がやってまいりました!✨
今回の開催地は【群馬】です🐴

全国の学生自治に取り組む仲間と交流し、課題や悩みを共有したり、今後の活動のヒントを得たりできる機会にしましょう🙌

●日時
      11月23日(土・祝) 13:00~17:00
             24日(日)        9:00~12:00
※1日目企画終了後、夕食交流会を企画しています


●開催形式

 対面

●場所

 群馬県庁昭和庁舎 35会議室

●講演会

特定非営利活動法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 共同創立者・理事
鎌田 華乃子先生

●費用
     参加費 200円
     宿泊費 2,000円
     交流会費1,300円程度

以下の申込フォームよりお申し込みください。皆さんのご参加を心からお待ちしています🐿️

自治会交流集会参加申込フォーム

 

第41回 定期全国大会開催のご報告

掲載が大変遅くなりましたが、41回大会の開催についてご報告いたします。

全日本医学生自治会連合(以下、医学連)は、2024年3月15日から17日にかけて、国立オリンピック記念青少年総合センターで第41回定期全国大会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の流行により4年ぶりの対面開催であった前年度と同様に、今年もハイブリッド開催となりました。今年は全国から13大学43名の学生が参加し、このうち代議員20名、役員11名でした。加えて、代議員10名、役員2名から委任状が提出されました。以上、大会正式構成員の定数69名(代議員2名/校×加盟校27校+中央執行委員15名)のうち、過半数となる計40名の資格が認められ、本大会は成立しました。オブザーバーの参加も12名ありました。

 この大会は、医学連の活動を総括し、来期の方針を決定する場です。中央執行委員により決議案が提起され、全国の加盟自治会から派遣された代議員の承認を得ることで決議が可決され、その方針に沿って医学連は活動していきます。また全国から学生が集まり、自治をテーマに交流する機会にもなっています。

41大会決議と全体討論はこちら→ 41大会決議

 

【中央執行委員会報告】

中央執行委員会は、医学連に加盟する各自治会から選出された役員から成る、最大定数15人の組織です。中央執行委員会の役員は、医学連を代表し、全国大会の決定にしたがって運動を統括・執行する役割を担います。また、全日本医学生自治会連合規約(以下、規約)は事務機関として「書記局」をおくことを定めており、書記局員は中央執行委員会の役員とともに運動を行っています。「中央執行委員会報告」は、医学連役員ならびに書記局員が40期中央執行委員会の活動内容を全国の自治会から選出された代議員に報告するものです。

なお、詳細な内容は、本大会で採択された決議「学生自治の取り組みを広げ、より良い学生生活、医師養成を実現しよう」をご覧ください。

各中央執行委員会報告の概要

報告①

医学連とは、自治とは

報告②

地域枠、学費、学会、アンケート

報告③

働き方、医師数、施設、医ゼミ

報告④

自治会の取り組み、新歓、自治会交流集会、加盟運動、自治会再建

 

【自治会取り組み紹介】

 自治会取り組み紹介では、弘前大学・高知大学・山梨大学・島根大学・宮崎大学・信州大学・香川大学から発表がありました。各大学の取り組みは様々で、学生の要求実現のために活動し成果を上げていることが報告されました。その後行われたSGD(Small Group Discussion)でも各地の取り組みを紹介しあったり、励ましあったりと、盛り上がっている様子がみられました。SGDの議題と感想は、次の通りです。

取り組み紹介を聞いての感想交流をしよう

自分の大学の自治活動について話してみよう

あなたが全国の医学生に対してアンケートしてみたいことはありますか?

感想: 「AIとかTeamsとかNotionをちゃんと使えるようになりたい。」

「信州大学のアンケートのためにアンケートをして、情報を絞っていく手法が画期的だった。」

 

【講演】

 講演会では、お二方の先生をお招きしました。演題と参加者から寄せられた感想をご覧ください。

 

住江憲勇 先生

タイトル:社会保障の危機

感想: 「社会保障への還元が無に等しいにも関わらず軍事資金に投資してさらに増税している現状を理解できました。社会保障崩壊というのも納得でした。」

「少し政治色が強い内容で、もう少し医療によった内容だと有り難かったです。自らの勉強不足を感じたので、ある種の勉強のモチベーションにはなりました。」

 

内田千代子 先生

タイトル:医学生のメンタルヘルスと自殺予防、ジェンダーやマイクロアグレションの克服にも注目して

感想: 「まだ、臨床についての知識はほとんどなかったですが、一般教養科目で不登校事例から発達臨床心理学を学んだことがあったのですごく興味のあるご講義でした。」

「非常に勉強になる話でした。特に視野狭窄に関する話は分かり易く、大切な視点だと考えました。」

 

【全体討論】

全体討論は、参加者がそれぞれの立場を超えて発言をできる機会です。詳細は議事録をご覧ください。

冒頭、第40期委員長より、以下の発言が述べられました。「惰性的でもいいから、加盟のメリットを活かし続けてほしいと思います。代議員派遣、加盟分担金を払うなど、負担に感じる大学もあるかもしれない。それでも、医学連に残り続けてほしいなと思います。そのために医学連としては、加盟校の皆さんに加盟のメリットを伝えていけたらと思っている。」

また、各参加者から、以下の発言が述べられました。「医学連に参加するのは今回が3回目。初めて対面で参加して、自分の知識が足りないというのを感じたので、医学生のことを考えた上でいろんな面で勉強を進めて行かなければならないと思いました。」・「来期の展望については、今期の加盟校との距離を縮めようという取り組みは継続しつつ、各大学との交流を深めて、さらに加盟校同士のつながりを強めたいと思っています。また、今医学連に興味を持ってくれている未加盟校の方々とも距離を縮めたいとも考えており、さらに医学生の声を拾い上げることのできる体制を作っていきたいと思います。」

 

【議決採択・第41期医学連中央執行委員の選挙】

 大会3日目には、決議案・決算予算案などの諸決議が採択され、第41期の中央執行委員会が選出されました。最後に、新中央執行委員長から閉会の挨拶を述べて本大会は終了しました。

3日間にわたって行った本大会では、活動報告や討論を通して参加した全員が多くの学びを得たと思います。自治という考えや自治会の存在意義に対して意識を向ける良き機会となったことでしょう。今までの医学連全国大会と同様あるいは今まで以上に、大会で得たことを活かして、全国の学生自治会をさらに発展させられるよう活動していきましょう。

 

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