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第5回中央執行委員会を行いました

日を追うごとに暑くなってまいりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

7月12日に第5回中央執行委員会会議が行われました。以下に会議の内容を報告いたします。

 

書記局・オブザーバー承認

中央執行委員過半数の出席により会議は成立しました。オブザーバーはいませんでした。

 

近況報告

各役員から、大学生活や最近の出来事の報告がありました。試験や実習で忙しい人、テニスやバーベキュー、社会人バレーなどを楽しんでいる人など、さまざまな話題が飛び出しました。

チームの状況確認、担当校共有

各大学の自治会の動きや連絡のとりやすさなどを共有しました。なかなか連絡が取れない大学も多く、今後どう関係を作っていくかが課題になります。医ゼミでのつながりを大事にして、夏以降は懇談も積極的に行ってまいります。7月25日に山梨大学との懇談が予定されています。

 

医ゼミでの医学連企画について

医ゼミ参加者に大学生活を振り返り、学生自治を体験してもらう企画の内容を検討しました。参加者の大学での困りごとに対し解決策を考える予定ですが、題材になる事例をこちらでもいくつか用意しておくことになりました。チューター用の資料や進行のポイントも事前にまとめておくとよいという意見もありました。

 

医学教育学会について

7月26〜27日に開催される医学教育学会では、昨年度の全国アンケートに基づいた「医学生の学費負担と学費値上げの影響に関する調査」について報告します。会議では、予演と全体からのフィードバックを行いました。予想される質問や統計的な説明について意見を出し合いました。

 

自治会交流集会の開催地を検討

自治会を盛り上げたい大学、医学連とのつながりを強めたい大学を挙げ、徳島大学、岡山大学、国際医療福祉大学、宮崎大学、山梨大学が候補になりました。候補校には7月中に打診していきます。

 

今後の活動について

次回の医ゼミに向けた主管運動を行うにあたり、医ゼミでの声掛けの重要性を確認しました。医学連アンケートについても、後期から実施方法を含め検討していきます。

 

声明文を検討

役員から、医学連としてイスラエル・イラン間および米国による一連の軍事衝突に関する声明文を出すことが提案され、素案を確認しました。声明を出すことは決定され、その上で言葉選びについて議論が交わされました。

広報・その他

医学連新聞308号の作成が始まっています。HP、各種SNSについても広報体制を早期に決定することを確認し、直近に行うHP更新の担当者を決めました。

第4回中央執行委員会を行いました

皆さまいかがお過ごしですか?
去る67日に第4回中央執行委員会会議が行われました。以下に会議の内容を報告いた
します。
 
【書記局承認】
 書記局の参加・発言が承認されました。
 
【近況報告】
 参加者の近況を共有しました。楽しかった思い出やハプニングなど、様々なエピソードが
出てきました。
 
【担当校共有】
 役員それぞれの担当校と共有の仕方、懇談したい大学を確認しました。各地の大学とより
良い関係を築いていきたいですね。
 
【医学教育学会に向けて】
 学会の参加者を確認しました。また、学会までのメンバーとスケジュールを確認しました
5中執では学会発表の予演を行いました。
 
【医学連企画】
 主な担当者を決定しました。企画としては、「実習トラブルなどの学生生活上の困難を訴
える学生が全国的に増えているという現状から、全国の大学における学生生活のトラブル
について学生同士で話し合って情報共有したり分析したりする場を設ける」という方針で
動いていきます。
 
【後期に向けての活動】
 省庁交渉、自治会交流集会、主管校、医学連アンケートのワーキンググループのメンバー
分けを確認しました。後期のことも視野に入れて活動を進めていきましょう。
 
【情勢学習】
 藤田医科大学の学費や病床削減に関するニュースを共有し、個々人の意見・感想を共有し
ました。
 
【医学連アンケート】
 医学連アンケートが形骸化してきているという問題提起がなされました。医学連アンケー
トの今年度の方針について、会議振り返りの際に話し合う予定です。
 
【広報・その他】
 広報班を決定し、広報の方法を確認しました。各媒体において月毎に担当者を決め広報を
行っていきます。また、医学連新聞について販売状況が共有されました。今後、オンライ
ン化なども含め、医学連の広報のあり方を検討していきます。

梅雨が明けた地域もあり、本格的な夏がスタートします。
青い空に白い雲の下、皆さんの夏が充実したものとなりますように。

第3回中央執行委員会を行いました

夏本番が近づいてまいりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。

5月10日(土)に行われた第3回中央執行委員会について、遅ればせながらご報告をいたします。

 

1.書記局承認、自己紹介

書記局の発言が承認されました。新たに1名の書記局が加わりました。GWの話になり、各々休みを満喫できたようです。

 

2.担当校共有

41期の担当校を振り返り、改めて担当者を振り分けました。今後も各大学の皆様とのやりとりや懇談を積極的に行っていきます。

 

3.医学連アンケート・医学教育学会

最終報告書を確認し、仮承認しました。再度文章の表現や考察等を見直し、完成後PDFで共有します。

 

4.42期の体制について

昨年はチーム制度をとり、医学連の活動を分担してチーム主導で行いました。3中執までに役員でアイデアを出し合い、42期ではワーキンググループ(WG)形式を基本に、Slackなどを活用していくことに決定しました。SGDでは懸念点や具体的にどんなことをしたいかなどを話し合いました。

 

5.医ゼミ医学連企画・自治会交流集会

昨年の医学連企画を振り返りながら意見を出し合い、今年も全体企画を行う方針に決まりました。自治会交流集会にも興味をもってくださる人を増やせるように、医学連企画を盛り上げたいです。

 

6.自治会設立・加盟運動学習会

医学連OBの先輩をお呼びし、加盟運動の流れを学びました。その後SGDを行い、医学連や自治会に参加したきっかけやモチベーション、医学連に加盟したい大学をどうサポートしていくかを話し合いました。

 

7.広報その他

広報の進捗や事務面の確認を行いました。

第2回中央執行委員会を行いました

春爛漫の候、ますますご多忙と存じますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は4月5日(土)に青少年オリンピックセンターで行った、42期第2回中央執行委員会の報告をいたします。

 

1.書記局・オブザーバー承認、自己紹介

新たに1人書記局が加わりました。書記局の発言が承認されました。また自己紹介や呼ばれている名前を共有をしました。

 

2.担当校共有

現状の担当校の皆様とのやりとりを振り返りました。次のチーム会議で担当者と担当校を再確認することになりました。

 

3.省庁交渉・医学連大会の振り返り

医学連大会と省庁交渉の報告を共有しました。省庁交渉に伺う時期や、今後のスケジュール感を話し合いました。また医学連大会やその準備の課題について意見を出し合いました。

 

4.アンケート報告

学費について全国の医学生の皆様に協力していただいたアンケートの結果を分析し、その報告書を共有しました。その後意見を出し合い、修正していきます。

 

5.全国実委拡大案について

第67回全国医学生ゼミナールから始まった全国実委拡大案について、3月に行った全国準備委員会で、今年の医ゼミでも全国実委拡大案の運用をしていくことが承認され、全国実委の募集をしていました。3名の応募があり、要件や各人の状況について議論し、3名全員が承認されました。それぞれが抱える状況についてみんなが理解し、今後の関わり方を検討していく必要性を確認しました。

 

6.規約学習

OBの先生をお招きし、医学連の規約について学習しました。規約や医学連の活動の理念を理解し、民主的な運営を今後も行っていきたいです。

 

7.その他

広報の各種媒体や3役を確認しました。また会議振り返りについて共有がありました。

 

8.さいごに

41期の活動方法や医学連大会などを見直し、42期につなげる機会になりました。今回出た意見を大切にし、全国民の皆様と医学生の皆様の利益に基づいた運営を行っていきます。

第42回医学連大会のご報告

 全日本医学生自治会連合(以下、医学連)は、2025年3月14日から16日にかけて、国立オリンピック記念青少年総合センターで第42回定期全国大会を開催しました。その様子を報告します。

 

 対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。今年は全国から13大学35名の学生が参加し、このうち代議員14名、役員12名でした。加えて、代議員11名、役員2名から委任状が提出されました。大会正式構成員の定数69名(代議員2名/校×加盟校27校+中央執行委員15名)のうち、過半数となる計39名の資格が認められ、本大会は成立しました。オブザーバーの参加も9名ありました。

 

 この大会は、医学連の活動を総括し、来期の方針を決定する場です。中央執行委員により決議案が提起され、全国の加盟自治会から派遣された代議員の承認を得ることで決議が可決され、その方針に沿って医学連は活動していきます。また全国から学生が集まり、自治をテーマに交流する機会にもなっています。主な内容は表の通りです。

 

第42回定期医学連大会の概要

1日目

2日目

3日目

議長団・各委員選出

中央執行委員会報告①

SGD①(報告①について)

中央執行委員会報告②

医師増員署名について

SGD②(報告②・署名について)

中央執行委員会報告③

SGD③(報告③について)

交流会

中央執行委員会報告④

自治会取り組み紹介①

SGD④(報告④・紹介①について)

講演会①

SGD⑤(講演会①について)

自治会取り組み紹介②

SGD⑥(紹介②について)

交流会

メッセージ紹介

全体討論

講演会②

SGD⑦(講演会②について)

全体討論

予算決算案採決

決議案採決

役員選挙

※SGD…Small Group Discussionの略。

 

【中央執行委員会報告】

 中央執行委員会は、医学連に加盟する各自治会から選出された役員から成る、最大定数15人の組織です。中央執行委員会の役員は、医学連を代表し、全国大会の決定にしたがって運動を統括・執行する役割を担います。また、全日本医学生自治会連合規約(以下、規約)は事務機関として「書記局」をおくことを定めており、書記局員は中央執行委員会の役員とともに運動を行っています。「中央執行委員会報告」は、医学連役員ならびに書記局員が、41期中央執行委員会の活動内容を全国の自治会から選出された代議員に報告するものです。

 報告は、本大会で採択された決議「学生自治の取り組みを広げ、より良い学生生活、医師養成を実現しよう」に沿って行われました。詳細な内容は、そちらをご覧ください。

 

〜各中央執行委員会報告の概要〜

①自治、医学連

②医学教育・施設の充実化、全国医学生ゼミナール、医学教育学会

③医師の働き方、地域枠、学費

④新歓、自治会交流集会、自治会再建、医学連加盟、自治会活動、医学連40周年記念集会

 

 SGDでは、医学生のメンタルヘルスについて「入学後の試験勉強には受験勉強と異なる向き不向きがあるが、それで一律に進級が判定されることが負荷である。」医師数について「診療科によってワークライフバランスが決まりがちで、進路が絞られてしまう。社会からのフォローが欲しい。」といった意見が聞かれました。また、各自治会の新歓の様子が共有され、個人の不満を集めて学生全体の課題として共有し、自治会が存在するメリットを伝えることが大切であることを確認しました。

 

参加者の感想~

「当たり前にできていた医学連のタスクも、そこまで持っていくために信頼関係を築く必要があったと再認識した。」「自治会といった学生主体の意見集約組織の重要性を再確認した。」

 

【自治会取り組み紹介】

 自治会取り組み紹介では、弘前大学・岐阜大学・徳島大学・山梨大学・島根大学・国際医療福祉大学から発表がありました。各大学の取り組みは様々で、学生の要求実現や学生生活の質の向上のために活動し成果を上げていることが報告されました。

 その後行われたSGDでも、各大学の様子や自治会の取り組みを紹介しあったり、それぞれの課題に対する解決策を共に考えたりと、盛り上がっている様子がみられました。特に、駐車場に関する話題があがった班が多かったようです。

 

~参加者の感想~

どの大学も自治会をよりよく変えようと行動に移していて素晴らしいなと思った。」「自治会の新歓等での悩みを各大学で話し合うことができて有意義だった。

 

【講演】

「ノーベル平和賞を受賞して 戦争も核兵器もない世界を」

濱住治郎先生(日本原水爆被害者団体協議会 事務局次長)

 

 日本被団協のノーベル平和賞受賞の意味や影響、濱住先生ご自身の胎内被曝者としての体験、核廃絶と国家補償に向けた動きをご解説いただきました。

 SGDでは、被爆体験を継承していく大切さを再確認したり、「核の傘」の主張がある中でそうすれば核廃絶を実現できるか議論したりと、活発に話し合いが行われました。

 

~参加者の感想~

私たちが戦争を体験された方の思いを引き継いで伝えていけるようにならなければならないと思った。」「核問題をはじめとした倫理的問題について深堀し話し合うことができた。

 

大学授業料と学生の経済的支援制度 現状と問題点」

小林雅之先生(桜美林大学 教育探求科学群 特任教授)

 

 日本では教育費を親が負担する考え方が強く、教育の機会均等のためには教育が社会全体に与える効果を訴えていく必要があるというお話でした。また、修学支援制度に関する情報ギャップなどの問題点もご紹介いただきました。

 SGDでは、給付型奨学金が少ない、大学の設備や事務の方の様子から大学の経営が厳しいことが学生にも伝わる、といった切実な声も聞かれました。

 

〜参加者の感想〜

スライドに文字が多く、制度名も多く登場したため、少しわかりづらかったが、学費問題についての教科書のような、総ざらいができる良い機会だった。」「国ごとの教育費に関する認識の違いを学ぶことができて興味深かった。」「学費の値上げに関して物価上昇など仕方がない理由はあると思う。意見を言うことは大切だが、私たち自身日頃から多大な支援を受けているという気持ちで勉学に取り組まないといけないと強く感じた。」「もう少し話を深めたかったが時間がなかった。 考え方の違いを生に聞くことができ、良い機会だった。」

 

【全体討論】

全体討論は、参加者がそれぞれの立場を超えて発言をできる機会です。詳細は議事録をご覧ください。

冒頭、第40期中央執行委員長より、以下の発言が述べられました。「みんなが楽しく学生生活過ごしている間は医学連の意義は感じられないと思うが、学生がピンチになった時には、頼られる存在があることはすごい意義があることだと思っています。」

また、第41期中央執行委員長から、以下の発言がありました。「この1年でいろんな人に話しかけて、LINEを交換して、連絡を取った1年だった。その中で困っている声を聞くことができたり、自治会同士の繋がりがより深まったりした面もあって、大事だったんだなっていうのを改めて感じました。」

 来年の医ゼミの主管校になった島根大学の学生からは、「現地になってみて、他県から来てくださる方への感謝とか、とくに全国実委の方々が凄い準備してくださることに感謝の思いを感じています。医ゼミと自治会は両輪的なところがあり、今年の医ゼミをきっかけに、自治活動を担ってくれる学生が増えたらいいなと考えています。」

 他にも各参加者から、以下の発言が述べられました。「前回参加した時からかなり顔ぶれが変わったので、新しい人に会えて楽しかったです。「被団協の濱住先生が、何があってノーベル賞のような大きな動きになるか分からないから、活動をとにかく続けることが大事なんだという風におっしゃっていた。皆さんもがんばりたいことは続けてもらえたら。」「今の6年生の先輩は見守りの姿勢が本当に素晴らしい。この先輩方と学べるのは41期しかないと思って医学連に飛び込んだ。先輩方が守ってくださった医学連とか、自治会というものを、これから自分たちが守って大切にしていきたい。」「医学連の活動の意義とか、本当に全国の医学生のためになってるのかということを疑問に思う中で活動させていただきました。その目標を達成するために、私たちは日々学び、多くの人から意見を集め、それを発信することが必要だと思っています。」「医学連のいいところをシェアしたいんですけど、一番は人がすごく好き。愛せる人が多いなとすごく思います。」

 

【議決採択・第42期医学連中央執行委員の選挙】

 大会3日目には、決議案・決算予算案などの諸決議が採択され、第42期の中央執行委員会が選出されました。最後に、新中央執行委員長から閉会の挨拶を述べた後、第40期書記長よりメッセージが送られ、本大会は終了しました。

3日間にわたって行われた本大会では、活動報告や討論を通して参加した全員が多くの学びを得たと思います。自治という考えや自治会および医学連の存在意義に意識を向ける良い機会となったことでしょう。大会で得たことを活かして、全国の学生自治会をさらに発展させられるよう活動していきましょう。

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