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2021年度医学連アンケートの報告書を掲載しました!

2021年度に第38期医学連が行った「地域枠・地域の医師確保に関する全国調査(2021年度版)」について、結果を取りまとめ、報告書を作成しました。

このアンケートは、2021年12月4日~2022年4月1日まで集め、最終的には61医学部から計2270件の回答を頂きました。

回答にご協力いただいた皆さまに心よりお礼申し上げます。

 

現在、地域枠をめぐっては様々な課題が指摘されていますが、この調査結果を通して、より良いものと改善していけるように、今後も医学連として取り組んでまいります。

 

報告書PDFはこちら → 【完成版】地域枠・地域の医師確保に関する全国調査(2021年度版) 報告書

第3回中央執行委員会を行いました!

こんにちは。新年度が始まり、あっという間に1ヶ月が経ちましたね。

みなさま、GWはいかがお過ごしでしょうか。新生活で慣れないこともあるかと思いますが、心身にお気をつけください。

さて、医学連では、4月29日(金)に第3回中央執行委員会議を行いました。以下に会議の様子を報告します。

 

書記局承認

新しいメンバーを書記局に迎えるにあたり、会議内で承認を行いました。

 

自己紹介、近況報告

新年度に入っての役員の生活について聞きました!ダイエットに挑戦する役員が多く見られました。

 

上半期の方針と会議報告のテンプレート化

上半期の活動方針を確認しました。

会議の時間を有効活用するために会議報告のテンプレートを作成・確認しました。以降の会議ではこの書式をもとに議題を提出することになります。

 

各WGに分かれての顔合わせ会議

各学習系WG(ワーキンググループ)において、今年度の目標や役割分担について話し合いました。また、初回会議の日程調整の役割分担を行いました。リーダーが決まらなかった場合は、初回の会議で決定するよう確認しました。

 

担当校共有

重点校を中心に以下の事項を共有しました。

・各大学担当者の連絡状況

・自治会の活動状況

・授業や課外活動におけるコロナの影響

重点校以外については、後日会議の振り返りの際に確認する予定です。

 

アンケート・医学教育学会について・SGD(Small Group Discussion)

38期アンケートの報告書について、SGD内で読み合わせと修正点を挙げ、承認を行いました。

議事録に挙げられた修正点を反映した後、今月中に発表予定です。

 

医ゼミ (医学連企画・自治会交流集会)・SGD

65医ゼミでの医学連全体企画と医学連分科会(自治会交流集会)のリーダーを決めました。

医ゼミの成功とは何か、提起文書を読み確認しました。

医学連全体企画、医学連分科会、医ゼミ全体の目標についてSGD内で話し合いました。

 

66医ゼミ主管運動について

来年度の66医ゼミの主管校について全体のスケジュールや役割分担について確認・協議しました。

 

広報について

今年度の役割分担について、協議・確認しました。

また、医学連新聞・HP等について確認しました。

 

次回は4中執(6月)に予定しています。医ゼミの企画も増えてきますので、みなさんも夏の本番に向けて一緒に医ゼミをつくっていきましょう!

第2回中央執行委員会を行いました!

医学連第39期中央執行委員会は、4月2日に第2回中央執行委員会を行いました。39回大会で役員に選出されてから初めての本格的な会議となり、今年度の活動がスタートしました。会議の内容は以下の通りでした。

 

〇書記局オブザーバー承認、会議のルール、三役紹介

 新しい役員の紹介、会議のルールの確認を行いました。

〇自己紹介

 新しく加わったメンバーも含めて、お互いの交流を深めました。

〇各WGより(省庁交渉・地域枠)報告

 38期で行った省庁交渉について担当役員より報告を行いました。

・省庁交渉では、アンケートや自治会懇談を通して集めた声や、医療に関するさまざまな社会問題について、要請しました(オンライン授業、医学教育、国家試験のことなど)。

・課題となっていた地域枠学生Aさんについて担当役員より報告を行いました。昨年度は当事者の話を聞く中で地域枠に関する疑問点が出てきて、質問状の作成へとつながりました。今年度は質問状の分析を考えており、メンバーを募集中です。

 

〇年間サイクルと役割分担

 年間の予定について委員長から共有しました。それぞれの予定を含めて確認しています。

〇役割分担に関して

 役員の担うWG(ワーキンググループ)の構成が大きく変更になりました。今後希望を取ったうえで所属が決まっていきます。また、お仕事をする上での注意事項について共有がありました。ほうれんそう(報告・連絡・相談)が大切です。

 

〇規約学習講演会

・医学連OGの先生より、医学連の規約・活動についてご講演いただきました。医学連の活動の意義や、その中での学びを実体験を踏まえて一緒に考える機会になりました。

・SGD①:講演を聴いて、規約の中で気になった点や今後の活動で注力したい部分などについてお互いの考えを共有しました。

 

〇担当校の確認

・役員一人一人が各大学との連絡役を担います。この関係性が医学連の活動の重要な部分となります。

・新しい担当の割り振りを決定・確認しました。今月中に一回は連絡をし、懇談の予定を立てたり、近況を聞くなどしていきます。

〇アンケート最終報告書・学会抄録について報告

・38期アンケートの最終報告書と学会抄録について担当役員より報告がありました。アンケートの背景・内容の説明と、最終報告書に関する相談がありました。また、アンケートの結語の執筆の進捗共有と相談も行われました。

・SGD②(アンケート・学会):報告のあったアンケートの最終報告書と学会抄録について、役員からの意見を集めました。

 

〇広報について

・医学連を拡大・強化するにあたって広報の重要性を再確認しました。広報のゴールとしては、見ている人が楽しく感じることであり、それを通じて関わる人を増やしていくために努めていきます。

・各媒体の紹介(医学連新聞・facebook/Twitter/HP/Slack/自治会ホットライン/九山自治会×医学連LINE)​​がありました。

・新聞作成係を決定しました。

 

〇その他

 基本情報登録、名刺作成、出金伝票についての説明があり、最後にまとめを行って会議は終了しました。

医学連の第38期中央執行委員会は、2月18日、島根大学医学部と島根県健康福祉部医療政策課に「島根大学医学部地域枠に関する公開質問状」を提出しました。

詳しくはこちら

 

島根県および島根大学からの回答は、3月11日に受け取りました。県と大学が協議の上、一つの回答書を作成していただきました。本ホームページをご覧の皆様におかれましては、地域住民の健康と医療従事者の福祉が共に実現する持続可能な医療体制や、それを支える医学部入試・医学教育のあり方について活発にご議論いただきますよう、よろしくお願いいたします。

質問内容と回答は以下からpdfファイルをダウンロードしてご覧いただけます:質問状(大学宛)質問状(県宛)回答書

 

第39回 定期全国大会 開催報告

2022年3月18日から20日の3日間に、オンラインにて第39回定期全国大会を開催しました。今年は全国から22大学73名の学生が参加し、このうち代議員は25名、役員は13名に加えて委任状6名となっています。

この大会は、医学連の活動を総括し、来期の方針を決定する場です。中央執行委員により決議案が提起され、全国の加盟自治会から派遣された代議員の承認を得ることで決議が可決され、その方針に沿って医学連は活動していきます。また全国から学生が集まり、自治をテーマに交流する機会にもなっています。

第39回定期医学連大会の主な内容は以下の通りです。

 

・中央執行委員会報告①「決議案1章:自治とは、医学連とは」

・講演会(武田裕子先生)

 ・中央執行委員会報告②「決議案2章:省庁交渉、アンケート、地域枠、学費問題、64信州医ゼミ」

 ・特別決議案についての中執報告

 ・自治会取り組み紹介(岐阜大学、滋賀医科大学)

 ・労働環境シンポジウム企画(市橋耕太弁護士、前島拓矢先生)

・自治会取り組み紹介(岡山大学、国際医療福祉大学、島根大学、宮崎大学)

・中央執行委員会報告③「決議案3章:各地の自治会取り組み、新歓、自治会交流集会、岡山加盟運動、自治会再建」

・自治会取り組み紹介(高知大学、山梨大学)

 ・中央執行委員会報告、自治会取り組み紹介、講演をうけてのディスカッション

 ・全体討論

 ・諸議決採択承認

 ・第39期の医学連中央執行委員の役員選挙

 

【中央執行委員会報告】

中央執行委員会報告は多岐にわたる内容となっていました。

中央執行委員会報告①では自治とはなにか、そして自治と医学連の関わりやその意義についての報告がありました。

中央執行委員会報告②では昨年医学連で実施した地域枠アンケートの結果について、地域枠の問題点についての報告がありました。またそれらもとに行った、省庁交渉の様子が取り上げられていました。最後に64信州医ゼミの振り返りがありました。

中央執行委員会報告③では、各地の自治会の取り組みが紹介され、医学連加盟や自治会建設、再建に向けて動き出している大学についての報告がありました。今大会で医学連に加盟した岡山大学の加盟までの経緯や、加盟の意義について報告がありました。

特別決議案についての中執報告では、「ロシア政府によるウクライナ侵攻に抗議し、命の尊厳が守られる国際社会を求める声明」についての報告がありました。戦争は命と健康を脅かすもので、人々の健康を守ることを志し勉学や学習に励んでいる医学生が声明を出す意義が語られました。

 

【岡山大学加盟】

今大会の大きな企画として岡山大学の加盟がありました。医学連として新たに加盟を迎えるのは2年ぶりとなります。岡山大学は、これまで、医学連加盟のために精力的に活動を行ってきました。昨年7月に行われた、岡山大学の総会では全学生の半数を超える賛成により医学連への加盟が承認され、岡山大学で自治会活動が盛り上がっています。岡山大学の学生からは、これまで行ってきた取り組みや、大学への働きかけ、その結果実現したことの紹介、そして今後の意気込みや目標について報告がありました。岡山大学の加盟について「現在医学連加盟に向けて活動している大学や、自治を始めようとしている学生にとって、モチベーションに繋がる」といった意見が寄せられました。

 

【自治会取り組み紹介】

自治会取り組み紹介では、岐阜大学、滋賀医科大学、岡山大学、国際医療福祉大学、島根大学、宮崎大学、近畿大学、宮崎大学、高知大学、山梨大学から発表がありました。各大学の取り組みは様々で、コロナ禍での学生の要求実現のために活動し成果を上げていることが報告されました。その後行われたディスカッションでも各地の取り組みを紹介しあったり、励ましあったりと、盛り上がっている様子が感じられました。「自治会取り組み紹介を通して、自身の大学に案を持って帰ることができとてもためになった」といった感想が寄せられました。

 

【講演】

大会2日目は、順天堂大学大学院医学研究科医学教育学・教授である武田裕子先生により、「日本に住む困窮した人々」と題し講演をしていただきました。

事前学習として、学生が日本に住む困窮した人々について調べ、平和、収入、社会的公正と公平性の点から発表しました。先生からは、病院の入り口に立てない人がいて、健康格差は健康の社会的決定要因(SDH)の視点から見ることができることや、医療者は患者さんのヘルスケア・アドボケイトができることを学びました。「医療を必要とする人は病院に来られるとは限らない、またその理由は様々であることを学んだので、視野を広くもち、病気の治療後も見据えられる医師になりたい」といった感想が寄せられました。

 

【労働環境シンポジウム企画】

今大会の大きな企画として、労働環境シンポジウムを行いました。労働問題に詳しい弁護士である市橋耕太先生より、医師の長時間労働について法律面から講演していただきました。現場で働く若手医師の前島拓矢先生より働く医師の現状について講演していただきました。長時間労働、無給医、地域枠などの医師の労働環境について、制度や法律の観点から発表されました。ディスカッションでは、医師の労働問題が当事者や医療にどのような影響をもたらすかをいろいろな視点から話し合う様子が多くみられました。

 

【全体討論】

今大会では全体討論を特別決議案についてと全体についての2回に分けて行われました。全体討論では、大会に参加していた多くの学生が自由に意見を述べる場が与えられていました。様々な学生の意見が聞かれましたので、その一部をここにご紹介いたします。

 

特別決議案に関する全体討論

・医療者がなぜ戦争に反対するかについて

・平和的手段での解決を求める点で、ロシアが武力で不正に侵攻してきたこと、侵攻してきた相手に対して防衛的な手段で武力を使うことの書き方について

・ロシアにルーツを持つ人に対しての偏見や、ロシアにも戦争に反対している人がいる点について

 

全体決議案に関する全体討論

・決議案の地域枠部分に対しての意見集約用紙の内容について

・岡山大学が医学連に加盟するに対しての思いや、決意

・岡山大学の加盟が、岡山大学、医学連、他大学の発展につながること

・自身の大学でも自治会を作ろうとしているが、他大学での自治会取り組み紹介を聞いて励まされたということ

・初めて医学連大会に参加して、いろんな大学の自治の仕組みを知り、意見を交換でき、新しい発見があったこと

 

【諸議決採択・第38期の医学連中央執行委員の役員選挙】

大会3日目には、決議案・決算予算案などの諸決議が採択され、第39期の中央執行委員会が選出されました。昨年度、役員の輩出がなかった大学から次期中央執行委員が選出され、これまで以上に全国幅広く、各地の自治会とつながることが期待できます。最後に、新中央執行委員長から閉会の挨拶を述べて本大会は終了しました。

 

3日間にわたる活動報告や討論を通してこの大会に参加した全員が多くの学びを得たと思います。今大会で得たことを活かして、全国の学生自治会を発展させられるよう活動していきましょう。

 

大会の集合写真

 

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