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医学連は、コロナウイルス感染拡大に伴う学生への影響に関して、5月2日に発表した緊急声明とともに、各大学自治会に対して活動の提言を行います。以下、全文になります。 PDFファイルはこちら

医学自治への提言

2020年5月6日

全日本医学生自治会連合

緊急事態宣言の継続とコロナウイルスの感染拡大が続く中、臨床実習の停止、新歓の延期、授業のオンライン化など、全国医学部に大きな影響と不安が巻き起こっている事と思います。医学連は「全国民の利益に基づき医学生の利益を守る」観点から、全国の医学部自治会に提言および情報提供を行うこととしました。このような状況の中だからこそ、全国の自治会どうし連携をとり、学生のために何か一つでも出来ることを行っていきましょう!

〇医学連からの提言

  1. オンラインミティングを開こう。

1、現状を確認しよう:各学年の授業や実習の状況がどのようになっているかまとめ、身の回りで聞こえる不安の声を書き出してみよう。

2、役員同士で「今できること」「やりたいこと」のアイデアを共有してみよう。

3、短時間でも単発でもOK!議題を事前に共有しておくとスムーズ。

   普段は定例会が行えていない大学も、この機会に一度集まってみましょう。周りの仲間や他の学年の人が今どのような状況にあるのか、有意義な情報交換が行えるはずです。その中から今後やってみたいこと、学生が困っていそうなことを洗い出してみましょう。

・使えるアプリはライン電話、zoomやSkype、Microsoftのチームズとか…。顔を見ながら話せるツールもあるため、いつもの会話と変わらないくらい気軽に話せるよ!

・定例会というよりは、おしゃべり会だと気楽にとらえると◎

・1時間からでもみんなが集まれる時間を設定してみよう。

・オンラインミーティングだからこそ、時間が調整しやすく集まりやすいとか…

 

  1. 在校生のを聞き取り、活動につなげよう。

1、「何に困っているのか?何を不安に思っているか?」に焦点を当て、正確に現状を把握していきましょう。アンケート、SNSなどでの相談窓口開設がお勧めです。

2、各学年ラインなどを利用して声をたくさん集める広報作戦!

3、先のことが見えない不安は大きなストレス。CBT、OSCE、新歓、夏休み、試験などのスケジュールを早めに確認し、情報を共有していきましょう。

弘前大学で「オンライン大新歓」信州大学で「履修相談電話窓口」滋賀医科大学で「新聞部と協働でのアンケート&フィードバック」が行われました。医学連HPでも、各自治会の取り組み事例や現状などを紹介しますので、ぜひ見てみてください!

 

  1. ・学務と密な連携を取ろう。

1、全ての学生に必要な情報が渡るよう、自治会から積極的に情報発信(負担にならない範囲で!)しましょう。また、大学からも情報発信してもらえないか、聞いてみましょう!

2、学生からの質問やそれに対する対策案を、教員や学務を含めた方針の決定の場に持って行きましょう。カリキュラム委員会とか!

3、学生に対し理不尽な対応があれば、毅然と対応しましょう。

島根大学では、学友会が先生方に働きかけ、オンライン授業が導入されました。群馬大学では、先生方とオンライン会議を行い、学生の意見を届けています。困ったことがあれば、いつでも医学連に相談してください!ヾ(≧▽≦)ノ

 

  1. 新入生のケア策に積極的に取り組もう。

1、オンラインのツールを駆使して、特に新入生のケア対策に取り組んでみましょう。

2、ネットリテラシー、プライバシー・セキュリティも忘れないようにしましょう。

多くの新入生が4月から新しい場所で1人暮らしを始めており、大きな不安を抱えていま す。ツイッターでのフォローやzoom交流会など、オンラインツールで先輩や同級生と繋げる場を用意して、積極的にコミュニティーを広げていきましょう。

・大学と連携して、1年生がオンライン上で繋がれるように、支援しよう!

・新歓やガイダンスなどを行って、1年生が自主的に動けるような枠組みを作ろう!

 

〇医学連からの情報提供

医学連として調査した、関係各所からの正式な通知による情報・聞き取りをした情報を提供します。ぜひ、まわりの友達にも共有してください。詳細を知りたい場合は、お近くの医学連役員にお声がけ頂くか、メールにてご連絡ください。今後も、医学連HPやTwitterなどで、情報提供を行っていきます。

①臨床実習は、大学の判断で「レポート、カンファレンス、身に講義、電子カルテでの症例提示、手術ビデオ、e-lerning」などで代替することができる。

よって、病院での臨床実習が出来なかったとしても、全員が留年することはない。

(ただし、数年スパンで臨床実習ができないというような状況になってきた際には、文部科学省で対応を検討する)

②pre-CC OSCE(4年時)、CBTは、大学の判断で延期することができ、最大で5年生の6月まで延期できるとされている。

③「医療系大学間共用試験実施評価機構」はpost-CC OSCE(6年時)を6~12月に行う提案をしているが、「全国医学部長病院長会議」は、「post-CC OSCEの正式実施を来年度以降に延期する(今年度に実施するかは、大学や地域の状況で判断する)ことを要望」している。

→状況によっては、行わない可能性がある。

④オンライン講義に関する環境整備として、国からの補助金が下りる予定になっている。今後、大学に相談することでルーターの貸し出しなど、何かしらの支援をうけられるハズ。

⑤「県外へ移動した人、コロナに感染した人は留年させる」といったプレッシャー(ハラスメント)はあってはならない(文科省談)

⑥今年度マッチングスケジュールに変更はない。(医師臨床研修マッチング協議会の通知)

⑦以下の通知が臨床研修病院に出されている。「病院見学、マッチングの面接などでは、感染拡大を踏まえて見直しを行い、防止対策を十分に考慮した形で行うこと」「病院見学に参加できなかった場合でも、選考で不利にならないよう配慮すること」

※情報の正式なソースが必要な方は、info@igakuren.jpまでご連絡ください。

 

〇現在の医学連の活動

・アルバイトが無くなり収入が減ったり、家庭の経済状況が悪化するなか、全国的に特別奨 学金や保障給付金を設ける大学が増えてきています。医学連は、学生に対する経済的補償を求めて活動しています。署名にご協力ください!

国による一律学費半額と、大学などへの予算措置を求めます」 

http://chng.it/YbMmw9bnrH

・文部科学省、厚生労働省、医療系大学間共用試験実施評価機構、日本医学教育評価機構などに、全国の医学部全体としてコロナにどう対応していくのか、方針を聞き取りしています。知りたい事や届けてほしい意見は、ぜひ医学連にお寄せください!

 ・医学部長病院長会議、全国医学部、関係省庁宛に、医学連としての明文を発送します!この間医学連が聞き取りを行い判明した、医学生の不安な声や不明な点をまとめ、声明文としてまとめました。医学連HPからもダウンロードできます!

 

〇「COVID-19お悩み箱」で質問、要望、募集してます!

現在、「医学連に調べてほしいこと」「医学連にやってほしいこと」を医学連HPの「COVID-19お悩み箱」で募集しています!

ぜひ、あなたの意見要望を聞かせてください!

また、他の学生にも共有してもらい、医学連の活動の輪を広げていきましょう!

集まった意見要望への返答や活動報告は、この通知のように自治会を通して発信させていただくとともに、随時HPに掲載していく予定です。

 

お悩み箱へのリンク:https://forms.gle/1FK4uiKM4rp7LFmT7

 

全日本医学生自治会連合

〒113-0034  東京都文京区湯島2-7-8 東京労音お茶の水センター1F
電話:03-5840-8263/FAX:03-3816-9266/mail:info@igakuren.jp

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