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【新春!】副委員長対談

 ブログをご覧の皆さん、あけましておめでとうございます!!

 今年も医学連の活動をどうぞよろしくお願い致します!

 申し遅れました、私、今回のブログを担当しています、医学連役員Tです!今年度のブログでは、これまでに委員長・書記長にインタビューを行ってきました。今回は、2021年最初のブログということで、37期中執の副委員長2名に新春対談を行ってもらいました。(2021年1月5日に収録)

 ご登場いただいているのは、(ペンネーム)

  りんご医学生(東北地方の大学5年、副委員長)

  こんにゃく医学生(関東地方の大学4年、副委員長) 

 のお二人です!

 

 ~~新春対談~~

りんご:2021年あけましておめでとうございます。

こんにゃく:あけましておめでとうございます。

りんご:僕は今年、年男で、丑年なんですよ!

 

2020年を振り返って

コロナの影響で気づいたこと

りんご:さて、さっそく、2020年を振り返ってお話ししていこうと思います。

こんにゃく:2020年振り返って、やっぱりコロナの影響が医学連、大学の中など、いろんなところで大きかったなと思います。国全体、世界的にも大変なことでしたから。2020年最初の3ヶ月ぐらいはずっと家で過ごしていまして、学校に行っていればこんなに家に居たことがこれまでなかったですよね。こんなに家にいて、ずっと居れるんだなと言うのに気づきました。

りんご:意外とやることあったり趣味があったりしますよね。

こんにゃく:できないことも多いけど、ご飯を作ったり、自分の部屋の環境をしっかり整えるようになりましたね。今や自分の部屋は勉強だけではなく、オンラインでの授業や企画などいろんなことに使うようになり、部屋の掃除をしたり、椅子も座り心地を良くしていきたいと思うようになりました。

りんご:大事だね。

こんにゃくりんごさんはどうですか?

りんご:実習生というのもあって、夏からは普通に実習に行くことが多かったです。コロナの影響の中でも明らかに感じることは、患者さんの協力があって初めて実習はできるということ。医学生として実習させてもらうためには、感染を考えた上でマスク・フェイスシールドをして実施しています。でも、これはコロナの前からあったことで、院内感染を起こさないために手指消毒・手洗いを徹底する。コロナでそういった感染対策のポイントが、見やすくなったと感じていました。

こんにゃく:大学病院での診療は「教育」という観点もありますからね。患者さんにも医学教育の一員として協力してもらうことがありますよね。

りんご:患者さんに「問診していいですか」と許可をいただいてから始まる実習もあるので、患者さんとの信頼関係がとても重要だなと思いました。

 

オンラインへの対応

りんご:医学連の話をしていきますと、これまでは月に一度、東京で会って会議をしていましたが、それができない中でも活動続けていること自体がすごいなと思っています。

こんにゃく:それはそうですね。医学連は全国各地から人が集まるので、各地からの移動ができないと活動が難しいと思いましたが、続けられていてすごいですよね。昨年度からだと考えられなかったです。3月の中執会議で初めてのオンライン会議を行いました。

りんご:最初は違和感しかなかったよね。

こんにゃく:今となっては、zoomで会議するのが通常運転になってきましたね。zoomも最初は「話し合いはできないんじゃないか」という抵抗はすごくありました。しかし、対面より難しいところあるものの、zoomでも結構話していけます。人間こんなにも考え方とか変わるんだなーと思いました。

りんご:今回のことで、オンラインへの対応を半強制的に手に入れることができました。だから、自分たちのように全国的に活動していく上では、良い経験だと捉えることもできるかなと思っています。

こんにゃく:しっかり会って話す場面と、遠くからでも参加できるオンラインの良いとこ取りを、収束後も続けていきたいと思います。

 

オンライン医ゼミの成功!

こんにゃくりんごさんが医学連の活動として、2020年に頑張ったことは何ですか?

りんご:医ゼミなしでは語れない!このコロナ禍でも医ゼミのバトンを絶たなかった、自分たちが必死になってつなぐことができた。コロナの影響で普段のサークルの活動や学校で会う頻度も減ってしまいましたが、医ゼミで学びたいという要求や全国の医療系学生と垣根を越えて話し合いたいという要求が、多くの学生にあったのだと思います。そういう要求を果たした医ゼミは初めてですし、それが無事に成功したことは医学連としては大きいことだと思っています。

こんにゃく:オンライン開催はかなり異例のことでしたが、そうした中でも「医ゼミ」という名前をなくさないために続けなければならなかったと思います。その中でも、今年ならではの企画、工夫したツール、司会・進行がしっかりされていました。

りんご:初めてのことが多いため、リハーサルを十分に行ってきましたね。医ゼミの引き継がれてきた「重み」というものを体現してくれていた感じがしました。この医ゼミですごいなと思ったのは、対面での医ゼミを経験していない1年生が、経験したことあるのか思うくらい、「来年はオフラインでやりたいですね」と自分たちが知っている医ゼミの魅力を語っていたことです。オンラインで開催してもこれまでやってきた魅力が伝わったんだなと感じ、そうした魅力を体現できた今年のオンライン医ゼミは成功だったと思います。

 

最近のリフレッシュ方法

こんにゃく:個人的なところでは、最近リフレッシュという点では何かやってますか?

りんご:やってます。コロナ禍になって、大人数でお酒を飲む・会食をするということができなくなりました。そこで1人で飲みに行くことが増えた。今まで1回も行ったことないところに入ってみて、飲食店などが大変な中で「どうしてその店を続けているのか」と聞いてみたときに、「AIやデジタル化が進んでいく中でも、食べる・飲むことはずっと残っていくと思う。そうした場所を提供していることにやりがいを感じている。」といったお話を聞くことができました。こうした、コロナの前には知らなかった価値観に出会えます。コロナならではの体験だなと思って、最近は1人でフラフラ飲みに行っていますね。

こんにゃく:楽しそう笑。今までそこまでやってこなかった事をする良い機会になりましたね。

りんご医学生さん提供

りんご:そんなお店で医学連とか自治活動の話をすると、「面白いね」と言って、向こうもこちらの話をすごく聞いてくれることがあります。そういったことも面白いですね。

こんにゃく:地道な医学連の周知をしている笑。

りんごこんにゃくさんのリフレッシュはどうですか?

こんにゃく:1人で川の近くを走りに行ったり、散歩をしています。普段、車で走っているとただの道は通り過ぎちゃいますけど、散歩していると景色や、「こういうお店あるんだ」ということもわかったりします。小中学校の周りは、こういう通学路だったなぁと懐かしんだりしています。

 

2021年の抱負

りんご:僕は今5年生ということで、学生最後の年になる予定です。自分が医学連の活動で変えられたこと、貢献できたことを振り返りつつ、最後この1年でしたいことを考えていました。自分が医学連に入ったきっかけは、声を上げる事の大切さを感じたからです。今まで声をあげなかったために変わらなかったこともありますが、声を上げることでお互いのギャップが埋まり、より良い方向に動く。これは素晴らしいことだと思います。全国から学生の声を集めつつ、どうしたら変われる提案ができたり、もっと大きなムーブメント起こせるかということを考えながらやっていきたいと思います。

こんにゃく:すごく重要ですね。医学連はいろんな活動をやっていますが、入試差別やコロナのことでも全国的にも取り上げられるようになってきています。でも、もっと医学生の心に響くようなことをしたい。医学連は、吸い上げた意見をもとに、どう捉えるかを考える。さらに、自分たちは厚労省・文科省・大学等と交渉している中で、その人たちの思いや考えというのも知っているわけです。その2つの視点を持っている私たちだからこそ考えられる事、もっと良い提案を生み出せるのではないかと思っていました。

りんご:その視点を幅広く広げることで、「それって当たり前じゃないよね」とか、「そこに問題点は本当にないのかな」ということに気がつけると思います。今ある現状の声を吸い上げて届けているだけではダメで、医学生一人ひとりにアプローチしていき、大きな動きを作ってひとつの方向に運んでいくこと(=大きな運動)、その支援、エンジンみたいなものに医学連がなれたら素敵なことなのかなと思って聞いていました。

 

りんごこんにゃくさんの抱負を聞いてもいいですか?

こんにゃく:医学連の役員として頑張りたいことは、「医学連ではこういう活動してるんだよ」とか、「一緒にやろうよ」ということを医学生に対してもっと広めていくことです。もともと役員になった当初は、広報をやっていましたが、最近は医ゼミの方で力を吸い取られてしまっていたので、今年は広報も頑張っていきたいです。個人としては、臨床実習を頑張っていきたいというのと、バストロンボーンを買いたいと思っています。

りんご:おー。大きいの?バスということは?

こんにゃく:大きいやつですね。

りんご:素人の発言でした笑。

こんにゃく医学生さん提供

こんにゃく:今もっているのはテナーバストロンボーンです。バストロンボーンは昔から欲しかったものです。トロンボーンを始めた当初から欲しかった。今年は部活で使うことが少なくて、貯金ができました。東京には在庫がいっぱいあったり吹き比べもできるので、東京に行けるようになったら買いに行こうと思っています。

 

 

失敗の経験

りんご:最後にこんにゃくさんに質問していいですか?どんなことでもいいですが、これまでに経験した大きな失敗、そしてそれを乗り切ったエピソードを聞かせてください。

こんにゃく:ちょうど今、受験期ですね。僕の大学受験のときのエピソードを話します。中学生の時から医学部を目指すと言っていて、高校も進学校でした。大学受験の時は、うちの家計的に私立の医学部は無理かなぁということで、国公立を考えていました。自宅近くの大学にオープンキャンパス行ったりするなかで、そこを最初に目指し、推薦入試があって受けたのですが、失敗しちゃいました。年内に合格が分かるというのはうちの大学ぐらいで、12月頭ぐらいに不合格通知が来ました。実は、当時、何の根拠もなくそこで受かっただろうという気になっていたんです。絶対やっちゃいけないですが笑。だから、1月にすぐセンター試験があるのに、合格発表までにあまり勉強していなかった。みんながすごく勉強しているはずの時期に全然していなかったし、落ちてやる気もなくなっている状況でした。一度は今の大学から志望を変えて頑張っていたけど、結局センター国語で失敗してしまいました。そこはセンター逃げ切り型だったので諦めました。かなりの大失敗でしたね。精神的に辛かったなぁ。でも、そこで駄目だったけど、頑張ったら今の大学医学部にも受かったという成功体験です。この成功体験があるから、今失敗しても死にさえしなければ頑張れるかなという今のスタンスがあります。頑張ればなんとでもなるよという受験生へのメッセージです。

りんご:いいですね、そうした成功体験からできる価値観。そうした思いでこれから1年間頑張っていきたいですね。

こんにゃく:受験生の皆さん、最後まであきらめずに頑張ってください!ぜひ、医学部に合格して、僕たちと一緒に活動していく人を待っています! #医学部受験 #受験生がんばれ

りんご:今日はありがとうございました。

こんにゃく:ありがとうございました。

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